生後11日で旅立ってしまった口蓋裂のぽろり。
亡くなって1か月が経ちました。
生後3日で口蓋裂だという事実に気づいてから、ネットで沢山口蓋裂について調べました。
口蓋裂の子犬を育てた方のブログもいくつか見つけることができましたが、チワワやパピヨンなどの小型犬のケースでは悲しい結末のものばかりで、本当はこのブログを今後私と同じように口蓋裂の子犬や子猫を育てる方の参考や励みになるようなブログにしたかった…
でも、そのその願いは適いませんでした。
しかしながら、口蓋裂は絶対に勝てない障害ではないと思います。
乗り越えられる可能性はあるはずです。
私と同じ状況で検索でこちらにたどり着いたママさんたちへ、
短期間の間ですが、私が得た情報をこちらに書きたいと思います。
どうか諦めずに頑張ってください!!
病院で生まれた赤ちゃんは獣医師に見てもらえるので問題ありませんが、自宅で出産させた場合、必ず子犬の口をあけて上あごの状態を確認してください。
裂け目はありませんか?少しでも不審に思ったらすぐに信頼できる獣医師の診断を仰いでください。
私は口蓋裂に生後3日で獣医師に診断してもらい気がつきましたが、まずこの3日の時間が何よりの失敗だったと後悔しています。
子犬の大きさにもよりますが、私のかかった獣医師は生後直後であれば上あごを縫いとめる手術をすることができたと言っていました。
生後直後の子犬は母親の胎内では呼吸していないので、低酸素に強く、麻酔をかけても生後数日経過した子よりも逆に安心なんだそうです
また、口蓋裂の場合自力でミルクを飲むことができないので、日にちがたてばたつほど体力が低下するので、生後直後がまず手術ができる可能性がある最初のチャンスです
ただ、ぽろりの場合、とても小さい子でしたので、生後直後の体力がある状態だったとしても、針や糸、ピンセットなどの手術の際に使う道具や先生の手が口の奥まで入っていけない可能性があるそうで、また縫えたところで、あまりに上あごの皮膚が薄く弱いと縫っても裂けて縫うことが出来ない可能性も高いようです。
生後直後のチャンスを逃したあとは、ある程度大きくなって、麻酔や手術に耐えられる体力をつくのを待つことになります。
こちらも成長の度合いによりますが、大型犬なら1か月〜、小型犬なら2か月〜以上でしょうか。
月齢が若いうちに手術ができれば、裂け目が塞がる可能性が高く、うまくいけば普通の子となんらかわらない生活ができるまでになるそうです。
近所の獣医さんでの手術が心配ならば、紹介状を書いてもらって
口腔外科の専門医に行くのが良いと思います、私もそんな日がいつか来ることを願っていました。
手術が耐えられる大きさまで育てるのは飼い主さんのお仕事です。
自力で母親の母乳を吸えない口蓋裂の子のママは飼い主さんなのですから。
障害の度合いによって、哺乳瓶でなんとか吸える子もいるようです。
ぽろりは哺乳瓶からも吸うことはできませんでしたが、いづれにしても、哺乳瓶からだと上あごの裂け目から鼻や器官にミルクが入ってしまう可能性が高いです。
カテーテルで直接胃にミルクを入れる方法が確実です。
獣医師でやり方の指導を受けてください。
私は3箇所の獣医に行きました。
口蓋裂の子犬の子育てに関して、消極的な考え方の獣医師もいます。
カテーテルの指導をなるべくしたがらない獣医師もいます。
それでも、絶対に助けたい、どうか協力してくださいという姿勢を見せればどの方も最善の方法を考えてくれます。
子犬は生きることを諦めたりしない。飼い主さんがそこで負けてはだめです! 根掘り葉掘りコツを聞くことです。
カテーテルのやり方が分かっても、小型犬のカテーテルの哺乳にはまだ難しい問題があります。
それは一度にあげるミルクの量です。
このことを書くのは辛いですが、私はミルクの量の点で失敗してしまいました。
おそらく、獣医師の指導でおおよそのミルクの量を教えてもらうでしょうが、子犬の成長は著しいので、ずっとそのままの量で良いわけではありません。
私の場合、最初に指導を受けた量よりも日にちがたつごとに少しづつ増やしていきました。
それを3時間おきにあげていたところ、量が多すぎたのかむせてしまいました(それでも健康な子の半分ですが)
むせるのは何より危険なので、その3分の1の量を1時間おきにあげるようにしました。
そうしたら、むせる感じは無くなりましたが、今度は脱水状態になり、グッタリとなり、深夜に開いている獣医を探してブドウ糖注射を打ってもらい、なんとか脱水はまぬかれました。
ブドウ糖注射は毎日のように打っても問題は無いようなので、脱水症状がでたらすぐに打ってもらえば安心です。
背中の皮膚をつまんで、すぐに皮膚がもとの状態に戻らないのが脱水のサインです。
しかしながら、このように量が増えるとむせる、少ないと脱水…と、いう展開になってしまったので、何がベストな哺乳量やタイミングなのか、本当にわからなくなってしまい、お腹のふくらみ具合をみながら、悩みつつ調節をしていました。
口蓋裂の子は口蓋裂以外にも内臓などの疾患がある場合もあるので、消化のペースも健康なほかの子のペースや、本などの一般的な給餌量は参考にならない気がしました。
その他、私がとても気になったのは、
ぽろりは脱水などでグッタリしているとき以外は、ほかの子よりも一番ケージ内を動き回る子でした。
でも、ちょっとほかの子がきちんとママを感じて、探して動いている動きと違って、あても無く動き回ってママが見つからず困っている感じがしました。
よく1匹だけ離れた場所にいることも多く、それが気になって仕方なくて見つけてはママの胸の下に戻しを繰り返しました。もちろんママのところに戻せば嬉しそうにしていました。
これは私が勝手に想像したことですが、口蓋裂は上あごが裂けているため、口と鼻が繋がっていて穴が開いているようなので、もしかしたら鼻があまり利かないのかなと思いました。
まだ目の開いていない子犬には嗅覚が全てだと思うので、嗅覚があまり利かないと、ママの居場所を探せないのかもしれないと考えました。
目が開いてしまえば、この点は安心になると思うのですが、ママに保温してもらってるかの確認が必要です。
ここまでお読みいただいたら、すごく手がかかると思われるかもしれません。
我が家のママ犬はウンチや保温などのお世話はしてくれるものの、母乳の出が悪く健康な子たちにも哺乳瓶での哺乳が必要でした。
クズリながら長時間あやしながら頑張って飲ませる哺乳瓶での哺乳もなかなか時間がかかり大変です。
カテーテルの場合、強制哺乳なので、グズって長引くということは無いので、なれれば手早く終わる作業だと思います。
チューブが入ってくるとお腹が膨れることも覚えて、だんだん暴れたりもしなくなるので、きっと上手くできると思います。
どうかくじけずにサポートをしてあげて下さい
1匹でも多く、口蓋裂の子たちが幸せに長生きできますように